リバランスのやり方を具体的に解説します【資産のメンテナンス】

こんにちは、ハニカムです。

あなたはご自身の資産をメンテナンスしていますか?

インデックスファンドの積み立て設定をして放置している人も多いのではないでしょうか。

資産は日々値動きして変わっていくので、資産配分を定期的に見直すことが投資を失敗しにくくするカギとなります。

「知らない間にリスクを取りすぎていた・・・」とならないように注意しましょう。リスク管理を定期的にすることで「こんなはずじゃなかった...」という後悔を防ぐことができますよ。

この記事では資産のメンテナンスのしかた「リバランス」について解説します。

この記事でわかること
  • 具体的なリバランスのやり方

リバランスをする意味とその効果

リバランスとは、ずれた資産配分をもとに戻すことをいいます。

投資を始めるときに (現金:株) = (30:70)のように目標となる資産配分を決めたと思います。

しかし、株式は時間とともに値動きするので目標の資産配分からずれていきます。

つまり、あなたのリスク許容度から離れた資産配分になっているということです。リバランスをしてリスク管理をすると投資の失敗をある程度防ぐことができます。

リバランスのやり方

リバランスのやり方は2種類あります。

リバランスのやり方
  • 新たに資金を追加してリバランスする方法
  • すでにある資産を売買してリバランスする方法

新たに資金を追加してリバランスする方法

新たに資金を追加する方法のメリットは税金がかからないことです。ただし、投資金額が大きくなると資金追加によるリバランスは難しくなります。

新たに資金を追加するリバランス
  • 税金がかからない
  • 資金が大きくなると資金を追加するのが難しくなる

ここで、現金と株をリバランスする例を考えます。下の図は、

①当初の資産配分
②1年後に株が値上がりしたときの資産配分
③リバランス後の資産配分

を示しています。

①当初の資産配分は(現金:株) = (100万円:100万円)とします。その比率は、(現金:株) = (50:50)です。

当初の資産配分
①当初の資産配分

②1年後に株が値上がりして (現金:株) = (100万円:150万円)になったとします。比率は (現金:株) = (40:60)になりました。

1年後の資産配分
②1年後に株が値上がりしたときの資産配分

ここで株と現金の比率を当初の割合に戻すために、現金を50万円追加します。

③リバランス後の資産配分は (現金:株) = (150万円:150万円)になります。現金を追加したことによって比率が(現金:株) = (50:50)になり、当初の資産配分に戻すことができました。

リバランス後の資産配分 (現金を追加)
③リバランス後の資産配分

このとき、株は売却していないので税金はかかりません。ただし、仮に資産が10倍になると500万円を追加しないといけないので、リバランスが難しくなります。

そこで、資産が大きくなったときのリバランス方法を次にご紹介します。

すでにある資産を売買してリバランスする方法

すでにある資産を売買するメリットは資産額が大きくなってもリバランスができることです。

しかし、利益が出ている資産を売却すると税金がかかるので頻繁にリバランスをすることは避けたほうがいいでしょう。

下の図は、
①当初の資産配分
②1年後に株が値上がりしたときの資産配分
③リバランス後の資産配分

です。①と②は先程と同じです。

当初の資産配分
①当初の資産配分
1年後の資産配分
②1年後に株が値上がりしたときの資産配分

今度はリバランスする際に、「すでに保有している株を売却」して現金の割合を増やします。

今回の例でいうと、株を25万円分売却します。すると資産配分は(現金:株) = (125万円:125万円)と下の図のようになります。

リバランス後の資産配分
③リバランス後の資産配分

今回の計算ではわかりやすくするために税金の影響を無視しましたが、実際には売却益に課税されるので注意が必要です。

リバランスのタイミングや頻度はどれくらいがオススメ?

リバランスの頻度に明確な答えはありません。しかし、リバランスの頻度は多すぎると投資効率が落ち、少なすぎると思わぬリスクを取ってしまう可能性があります。

そこで、リバランスのタイミングの決め方を2種類紹介します。注意していただきたいのは、リバランスの回数を増やしすぎると税金の支払いが多くなり投資効率が落ちます。

決まった日にリバランスをする (1年に1回するなど)

ひとつの方法は、「リバランスする日を決めておく」ことです。

一般的には「1〜2年に1回」の頻度でリバランスをするのがいいとされているので、「毎年この日にリバランスをする」というのを決めてしまいましょう。

例えば、「年明けにリバランスを行う」や「新年度が始まったらリバランスをする」などです。

リバランスする日を決めておくメリットは感情が入らずに機械的にリスク管理ができることです。

特に毎日株価の値動きが気になってしまう人は、「この日にリバランスをする」というのをあらかじめ決めておくと失敗しにくくなるでしょう。

資産配分が一定の比率ずれたらリバランスを行う

「資産配分が目標から〇〇%ずれたらリバランスを行う」というやり方もあります。

例えば、「目標から10%程度ずれたらリバランスを行う」と決めておくといいでしょう。ただし、この方法は定期的に資産配分をチェックする必要があり手間が増えます。

まとめ

リバランスには以下のやり方があります。

リバランスのやり方
  • 新たに資金を追加する
  • すでに保有している資産を売買する

資産が少ないうちは新たに資金を追加していくことをオススメします。税金の支払いが発生しないからです。

資産が大きくなってきたら、すでに保有している資産を売買してリバランスをしましょう。

リバランスの頻度は以下のとおりです。リバランスの頻度は多くても年に1回程度にしましょう。

リバランスの頻度
  • 決まった日に行う
  • 資産配分が目標からずれたら行う

リバランスを定期的にしてリスク管理を怠らないようにしましょう。

ご覧いただきありがとうございました。

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